唇が荒れる原因と唇荒れ予防・対処法~荒れやすい構造になっている

こんにちは、ともこです。

唇が荒れているのに気がつくと・・・何だか気分も下がってしまいますよね。ここでは唇が荒れる原因と予防、対処法などをまとめました。





唇は他の皮膚に比べてもともと乾燥しやすい構造になっている

唇の皮膚の構造は唇が荒れる原因は多数あるのですが、そもそも唇の皮膚自体が他の皮膚に比べて乾燥しやすい構造になっているのだとか。

もともと皮膚の表面は、角質層 と 皮脂膜(皮脂腺から出る皮脂 と 水分などが混じり合ってできているもの) によって覆われ、これによって紫外線や外部刺激から守られ、水分の蒸発を防ぎ、うるおいが保たれるようになっています。

しかし 唇の皮膚は

・他の皮膚の表面よりも 角質層が薄く、水分保持機能が低い
・皮脂腺や汗腺がないため、皮脂膜が作られないので水分蒸発しやすく乾燥しやすい

という特徴があるため、そもそも唇の皮膚は他の部分の皮膚に比べて乾燥しやすくなっており、デリケートな構造となっているため、より丁寧なケアが必要なのでした。

ちなみに唇の皮膚は 他の皮膚よりも薄い構造なので、ターンオーバーも早く正常なターンオーバーの周期が28日なのに対し、唇のターンオーバーは3、4日程度なのだそうです。
なので、もし荒れてしまっても、ケアをすれば回復するのも早いのですが、ケアが足りないと悪化もしやすいのだとか。

そもそも唇はとてもデリケートな部分なのだと認識して、普段からより丁寧に扱うことを意識していきましょう♪

唇が荒れる原因は複数

唇が荒れる原因についてまとめてみました。

唇についた色々な成分を良く落とせていない

口紅を付けた後、歯磨きをした後、食事をした後に、口紅や歯磨き粉、食べ物に含まれている成分がを十分に落とせずに唇の皮膚に残ってしまうと、それが刺激となって唇荒れの原因になる場合があるようです。歯磨き粉に含まれている界面活性剤や食べ物に含まれている酸味、辛みなど成分が刺激となり唇が荒れてしまいます。

空気が乾燥しているため

冬などは自然と空気が乾燥しているため、そもそも肌が乾燥しやすい状態になります。また、暖房を利用することでも空気が乾燥しやすくなるため、乾燥に弱い唇はより荒れやすくなってしまいます。

無意識に唇をなめていることで唇が乾き荒れる

唇が乾くと無意識につい唇を舐めてしまい、それによって更に乾燥するので、更にまた舐めてしまう・・・これを繰り返すことによって乾燥が激しくなり荒れやすくなってしまいます。

口呼吸していることで唇が乾きやすくなっている

口呼吸をすることで唇がさらに乾きやすくなり、乾燥が激しくなって荒れる場合もあるようです。

口紅やリップクリームの成分が合わない

口紅やリップクリームの成分が合わないと唇がヒリヒリしたり、使用後、唇が唇がガサガサになったりなど唇が荒れてしまいます。
尚、薬用リップクリームは、あくまで保湿する目的のみで荒れまで治す効果はないとのことでした。対して唇の荒れを治すには 医薬品のリップクリームが効果的だそうです。

摩擦によって

唇に口紅やリップを付けた後、食事の後などに、唇を強く拭き取りすぎたり、またリップを塗る際に押し付けて塗ったり、リップを塗りすぎる、等の行為によってその際の摩擦が刺激となって唇が荒れる原因になるようです。
うで
す。

熱いものによるやけどによって

お茶やスープ、味噌汁等熱いものを飲んだ後で、唇がヒリヒリして唇が腫れたり、皮がむけてきたりすることがあります。熱いものに触れたことで軽いやけどのような状態なることで荒れやすくなることがあるようです。

食生活の乱れによって

食生活の乱れにより、ビタミンが不足すると皮膚や粘膜が弱くなり唇が荒れすくなります。特にビタミンB2は皮膚や粘膜を正常に保つ役割があるため、不足すると唇が荒れの原因になるようです。
他の部分の皮膚の日焼けと同じように、唇も紫外線を浴びると日焼けをした状態となり、カサカサする、皮がむける、ヒリヒリする、荒れる等の場合があるようです。さらにひどくなると 腫れや水ぶくれになる など炎症を起こすことがあるのだとか。もともと唇の皮膚は他の皮膚に比べると薄いため、他の部分より日焼けをしやすい部分でもあるため、紫外線の強い季節はUVカット効果のあるリップクリームを使うなどして、唇についても紫外線対策が必要となってきます。

以上、唇が荒れる原因についてまとめてみました。

唇が荒れる原因は複数あるようですが 唇荒れを予防するには普段から

・強い刺激を避ける
・荒れの原因となる物質を良く落として清潔に保つ
・十分に保湿する

等が大切になってくるようです。

唇荒れ予防・対処法

それでは唇が荒れる原因を踏まえたうえで、唇荒れの予防、対処法についてまとめてみました。

  • 食事の後や、歯磨きの後、寝る前等に唇をよく洗う
  • 唇を舐めない
  • 強くこすったり、リップクリームを塗りすぎるなど、余計な刺激を与えない
  • 唇を洗った後、リップクリームやワセリンなどで十分に保湿する
  • 口紅を塗る前に、リップクリームやワセリンなどを塗る
  • 口紅が荒れてしまった時は、医薬品リップクリームを使用する(医薬品リップクリームは荒れた時のみ使用して、荒れていない時は常用しない)
  • 自分に合ったリップ、口紅を使用する
  • 唇にも紫外線対策が必要となる為、外出時はUVカット効果のあるリップクリームを使用する

唇が荒れないようにする為には 口紅を塗る際の保護や、唇についた成分をよく落とす、十分に保湿をする、そしてリップクリームの使い分け等、その時々での細やかなケアが必要となってくるようです。

日々のケアでいつでもきれいな唇を目指しましょう♪

→ 唇荒れ防止に最適なワセリンの特徴と種類・色々なワセリンリップ



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